新卒も中途も、派遣会社の釣り案件には気を付けろ!
朝起きて、久々にテレビでも見るかとリモコン握ったわけですよ。
天気なんかも気になるし、最近の日本なんてのはどうなのかなーと。
ファーストキスはいつだったかも覚えていません。
どうも、DD–K(ディディーケー)です。
ふむふむ。なるほど。
雨が降るとファーストキスが成功しやすい
そうなると次の雨降りは童貞達が街に溢れ返ることになるだろうな。
ちなみにこれって2ndファーストキスも該当になるもんか。。。?
要検証必須として覚えておこう。
これはこれとして、気になるニュースを見た。
就活セクハラ「もう黙らない」大学生たちが緊急声明を発表 | ハフポスト
この↑の記事に写っているサングラス女性が急にテレビに映った時は、
『ん?新しいToshiのモノマネの人かなんかかな?』
一瞬そう勘違いをしたのでだけど。
ふむふむと見ていくと、まぁ可哀想にと。
辛い思いをさせられてしまったんだなーとなんだか朝からなんとも言えない気持ちになった。
このようにメディアへ取り上げらることによって、
心ない人がこのサングラス女性のスクショをSNSで面白おかしく流用したり、
なんか理不尽にもそういうことをする人っているのが現実じゃないですか。
でも、きっとそれも覚悟の上で『今後の後輩に同じ苦労を味わってほしくない』なんて思いで、
乗り込んでいくなんてとっても粋なことだと思います。
こういう一生懸命な若者を心から応援したくなります。
そんなことを考えていたところ、自分の就活を思い出した。
僕は新卒就活生にはならなかったし、なんなら30歳迎えて初就活。
おまけに受けた会社も数個だったので。
ハッキリ言って全っ然、全っっくデカいこと語れる立場じゃないんですが、
今時期の時事ネタなのかもしれないし、
なんか過去に『?』な体験もあったので書き殴っていきたいと思う。
◾️派遣会社H社の人材コーディネーター求人が釣り案件だった話。
『コールセンターで人材管理スキルも少しは身についているし、いっちょ正社員で就職でも狙ってみるかなー!
派遣会社の人材コーディネーターの募集多いしワンチャンあるかもなー!』
そんな軽い気持ちで派遣会社の人材コーディネーターに的を絞って就活を始めた。
とりあえず面接に行って実際どういう仕事をするのかを聞いてみたいってのもあったし、
30歳になったばかりとはいえ年齢も年齢だし、とにかくたくさん受けに行ってようと思い、
求人サイトを漁って最初に面接へ行ったのがこの派遣会社H社だった。
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人材コーディネーター
訪れた派遣スタッフへの登録手続き対応から仕事提案。
新規クライアント開拓の電話営業等。
月給22万スタート / 賞与年2回 / 交通費支給 / 土日祝休み / 9〜18時(残業あり)/ 社会保険完備
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↑こんな感じの条件が求人サイトに記載されていた気がする。
その時期の現職より多少なりか月給としては減る形ではあったのだが、
業界未経験の30歳男性からすると申し分ない条件だな〜と納得した。
あと、その時期の現職でH社と契約もしており、
実際にH社経由で仕事にきている派遣社員を知っていたのも応募要因の1つだったかもしれない。
当時20歳弱の女の子だったのだが、決して物覚えが良くて仕事ができるわけでもなく、どちらかというと物静で目立たないタイプ。
でも、仕事にとても一生懸命だったので現場からも応援されている存在だった。
『一生懸命なスタッフを派遣してくれてるから、会社自体も良いのかもなー』
安易かもしれないがそんな気持ちでエントリーすることにした。
いきなり1社目からそんな簡単にいくはずはないだろうなーと思っていたところ、
エントリーした30分後くらいで電話が掛かってきて面接へ進むことができた。
一応エントリー事項に記載した職歴や志望動機なんかも見た上で連絡してくれているらしく、
『是非、すぐにでもお会いしたい』となんか良い感じに担当者へ刺さっていた記憶がある。
エントリーから2〜3日後だろうか。就業希望の支店へ足を運んだ。
そして、なんて話ではないのだけど、担当者は15分くらい遅刻して現れた。
簡単に志望動機や、転職理由なんかを聞かれて、
良い意味で当たり障りのない返答を繰り返していたところ(それはそれで問題かもしれないが)
『?』な返答が面接担当者から返ってきた。
『それでは今回〜さんを迎えて、お願いしたいお仕事なのですが、
実際に取引先の会社へ行って、そこでコールセンター業務をして、
結果を出してきてほしいんです。
勿論1人でではなく、他の社員と一緒に行くことになります。』
あれ?僕、応募した求人間違えたのかな?
僕は幼い頃から落ち着きがない奴と親に言われ、
それ故に勘違いも多くしてきていた人生である。
今回もひょっとするとなんか大きな勘違いをしているのかも。
恐る恐る
『あの、今回って御社様の人材コーディネーターの求人ではなかったでしょうか?』
なるべく失礼にならないように、
そう聞き返してみたところ、
『あ、そう。う〜ん。そうなんですけど、〜さんには一旦その仕事をお願いしたくて、、、
も、勿論一定の期間だけで、その後は普通のコーディネーターのお仕事をお願いしますよ!
ちなみにお給与の件ですが、とりあえず試用期間が2ヶ月ありまして、
その間は総支給が14万円になります。』
あ、うん。あれ、なんかあれかな。
もう帰ってほしいのかな?
なんで僕はそんなガクっと給与下げるために転職するんだ?
※以下、その後のやり取り
僕『ちなみにどんな案件を取り扱うコールセンターなんでしょうか?』
担当者『そうですねー、今までネット案件が多かったみたいなので、
ネット案件のほうがいいですよね?』
僕『はい。そうであれば助かりますが、
アウトバウンド、インバンウンドどちらになりますでしょうか?』
担当者『か、確認しておきます。
その他にご不明点あれば教えてください。
確認して結果報告時にお伝えしますので。』
僕『ありがとうございます。
実際のところ僕は何をコミットすれば結果として受け取っていただけるのでしょうか?
時間も決められているということなのでとても気になります。』
担当者『そ、そうですね。やっていただけそうですかね?』
僕『え、、っと、(そんなやるって言わないと教えてくれないくらいの極秘ミッションなの?なに?人でもコ○スの?)
少し考えさせていただきたいというのが正直な意見です』
担当者『あ、お給与が気になっている感じですかね?』
僕『それも、、それもそうですね。はい。正直検討したい要因でもあります。』
もう僕に帰ってほしいのかもわからないぞ!
給与については僕が既婚者ということもあるので、
試用期間をなくして16万円某からスタートできないか上司へ交渉したいと言っていただき、
『よっしゃ!俺に任せとき!なんとかしたるわ!』くらいの勢いで、
『確認して明日連絡しますので、待っててくださいね!』と言っていただき面接は終わりました。
その日は『一体なんなんだろう?悪いことでも言ってしまったのかな・・・』と不安で帰路へ向かい、
コンビニで発泡酒を買って近所の公園で夕日がコンニチワするまで座っていました。
そして後日、
『おう!わしが給与の話も付けといたから安心せい!
内定やで〜兄ぃさん!きたできたで!
いや〜!これで将来安パイやな!この幸せモンがぁ!』
こんな感じの電話が入りました。
※あくまでも『感じ』なので誤解なくお願いします。
丁重にお断りしたのは無論であるが、
面接後に僕は例の『一生懸命がんばっている女の子』に少し話を聞いていた。
だいたいは僕と同じ内容の話を面接でされて、
その時点で2年くらいH社と正社員雇用契約をしているとのことだった。
ちなみ給与は僕にも言っていた試用期間後の16万円何某で、
30時間だかのみなし残業代も16万円何某にコミコミだという話。
現場での残業時間が足りないと満額の給与は払わないから、
誰でもいいから声かけて仕事をもらってこいと中々にパワフルな内容だから驚きだ。
H社がやっていたことは釣り求人で求職者を集め、
『追々は希望している派遣コーディネーターにしてやるからな!』と口説き、
低い固定給でその人と正社員雇用契約を結ぶ。
派遣先へは通常に時給単価で請求をするが、
派遣される側の人は見なし残業代含む低固定給しか与えない。
時給単価の派遣社員を多く雇うよりも恐らく多く利益を出すことができる。
本当、新卒も中途も釣り案件に気をつけて!!!
圧迫面接もセクハラ面接も勿論良くないことなんだけど、釣り案件にも注意してね!!
少しでもおかしいと思ったら『No!』と言い切る勇気はどの事案であっても大事!
『でも、私はこの会社に入りたくて大学でがんばった!』
そういう意見もあると思う。
僕なんかが言うのはおこがましい話だけど、
面接からハラスメントが見える会社なんてイ○ポ会社だし、
釣り案件で人を集めて話を内容すり替えていくなんてクズ会社。
入ってから病気にでもなったら明るいであろう未来が台無しだよ。。。
一生懸命なあなたを待っている会社はたくさんある!1つじゃない!
追伸
この記事を書くにあたって例の派遣会社H社の今今のコーディネーター求人を改めて見た。
しっかりと給与条件が16万円何某に訂正されていました。
あーあ、潰れてくれないかな。